ひびきウインドエナジー

事業概要

北九州響灘洋上ウインドファームは、2017年2月に北九州市の公募にて、現在の弊社株主をメンバーとする共同事業体を事業者に選定いただきました。その後、同4月に「ひびきウインドエナジー株式会社」を設立し、風況調査や海域調査、環境影響評価等を実施しました。
その結果を基に詳細設計や工事の実施方法など、事業計画の具体化を進め、ウインドファーム認証をはじめとする各種審査・申請手続きを行い、2023年3月13日に着工し、2026年3月2日に完成しました。

建設工事までの主な経緯

2016年 8月 北九州市が響灘エリアでの洋上風力発電事業の公募を実施
(2016年7月の港湾法改正に基づく第1号の公募案件)
2017年 2月
4月
6〜7月
8月
占用予定者(優先交渉者)に選定
ひびきウインドエナジー株式会社設立
風況観測開始・海域調査開始(~2020年まで)
環境影響評価 配慮書届出(2017年11月手続き終了)
2018年 1月
3月
4月
10月
「響灘洋上風力発電施設の設置・運営事業」に係る基本協定締結
環境影響評価 方法書届出(2018年9月手続き終了)
環境影響評価 現況調査開始
NEDO課題設定型産業技術開発費助成金交付決定
2019年 10月
12月
風車機種候補選定
ウインドファーム認証審査開始(日本海事協会)
2020年 3月
7月
再生可能エネルギー発電事業計画の認定(FIT認定)取得
環境影響評価準備書届出(2021年3月手続き終了)
2021年 11月 環境影響評価評価書届出(2021年12月確定通知受領)
2022年 4月
12月
風車供給・建設請負工事に関する優先交渉権者選定
風車供給契約締結、工事契約締結
2023年 2月
3月
ウインドファーム認証取得・工事計画書受理
工事着工

建設工事実績

2023年3月に建設工事を開始し、風車基礎→海底ケーブル→風車の順に海洋工事を行い、2026年3月2日に運転を開始しました。洋上風車が発電した電気を電力系統へ送るための陸上変電設備の設置、運転開始後の保守に欠かせないCTV(作業員輸送船)を係留するO&M拠点港の整備も行いました。

風車基礎工事(基礎杭)

杭打船やSEP船(自己昇降式作業台船)を用いて、海底の地盤内に基礎杭を設置しました。地質の条件に合わせて、3つの工法を採用しました。

風車基礎工事(ジャケット)

大型起重機船でジャケットを吊り上げたまま設置場所まで海上運搬し、あらかじめ設置した基礎杭上にジャケットを据え付けました。

海底ケーブル敷設工事

風車間及び陸上電気設備を結ぶケーブルは、作業船上からケーブルを繰り出しながら海底面に仮置きします。その後、特殊機械を用いて埋設しました。

風車据付工事

基地港湾で風車部材の仮組立(プレアッセンブル)を行い、3基分の部材をSEP船に積み込みます。その後、据付場所まで移動し、SEP船のクレーンを用いて風車基礎の上にタワー、ナセル、ブレードの順に据え付けを行いました。

変電所工事

洋上の風車から海底ケーブルを通じて送られてくる電気を陸上の変電所で変圧・調整し、送電線を介して電力系統に送っています。

建設工事体制

ひびきウインドエナジーについて

ひびきウインドエナジー(株)は、九電みらいエナジー(株)、電源開発(株)、 北拓(株)、西部瓦斯(株)、(株)クラフティアの5社により構成する事業会社です。 『地域と歩む洋上ウインドファーム』を目指して、本ウインドファームの建設、運用及び維持管理を行います。

株主構成および出資比率

九電みらいエナジー(株):30%、電源開発(株):40%、北拓(株):10%、西部瓦斯(株):10%、(株)クラフティア:10%